糖尿病情報:糖尿病【とうにょうびょう】から身を守れ!
糖尿病情報:糖尿病【とうにょうびょう】から身を守れ!

2007年11月20日

糖尿病と漢方 薬草や健康食品

糖尿病食事療法には、民間療法の薬や健康食品の中にも、糖尿病に良いといわれているものがあります。
毎日の血糖コントロールは大変なことですから、自然の薬草や体にいい健康食品にも頼りたくなりますね。
薬草や健康食品は、体質や症状に関係なく使えるものが大半ですが、誰にでも効果があるとは言えません。
しかし、思わぬ効果がある場合もあるので、医師の処方はきちんと守りながら、食事療法の一環と考えて使うのがよいでしょう。
血糖降下作用が期待できるものとしては、桑の葉、たらの木、クマ笹、バナバ葉、れんせんそう、ギムネマの葉、などをお茶にして服用します。
動脈硬化の改善には、いちょう、柿の葉、クコの葉などが良いといわれています。
健康食品にも、糖尿病に良いとされるものがいろいろあります。
麦緑素は、血糖降下作用と動脈硬化の改善によいといわれています。
漢方や民間療法の薬草だからといって、まったく副作用がないとも限りません。
薬草や健康食品を試みるときには、必ず担当医に相談や報告をするようにしましょう。

2007年11月19日

糖尿病に用いる漢方薬

糖尿病の中でも、2型糖尿病の初期で、食事療法・運動療法を中心に様子をみている段階では、漢方薬による治療法はとても効果があります。
食事療法・運動療法をきちんと行うのが基本ですが、漢方薬も肥満の解消や体質改善、血糖のコントロールに効果を発揮します。
また口渇、多尿、倦怠感、などの不快な症状を取る働きも期待できます。
肥満の解消には、大柴胡湯(だいさいことう)や防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)などが使われます。
口渇が強い時には白虎加人参湯(びゃこかにんじんとう)などがよいでしょう。
糖尿病中期で、血糖降下剤などの薬物療法を行なっている場合は、漢方はこうした西洋薬に併用する形で使います。
西洋薬と併用できる漢方薬を使いますが、併用する事で糖尿病の進行を抑え、西洋薬の服用を減らすこともできます。
頻尿には、八味地黄丸(はちみじおうがん)・牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、頻尿と体力低下には清心蓮子飲(せいしんれんしいん)、
寝汗や疲労感・食欲不振には柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)などが使われます。
病気が慢性化した場合や高齢者には、免疫力の改善のために人参養栄湯(にんじんようえいとう)や補中益気湯(ほちゅうえっきとう)がよいでしょう。
漢方薬による治療法を用いるときは、漢方相談薬局などで相談し、症状にあった、漢方薬を処方してもらうようにしましょう。

2007年11月16日

糖尿病と漢方療養

糖尿病治療法には、漢方療養を用いる場合もあります。
糖尿病になると、疲労倦怠感が強くなり、のどが渇いて水を大量に飲むことから、中国医学では糖尿病のことを「消渇(しょうかつ)」と呼びます。
体の消耗が激しく、のどの渇きが強いという症状を表しています。
漢方薬のしようにあたっては、漢方薬の特性をよく理解して用いる事が大切です。
漢方薬は血糖値を下げる力は強くありませんが、低血糖などをおこす危険はなく、体調を改善したり、合併症を予防する効果が期待できます。
とくに2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)で、食事療法・運動療法をすすめている段階では、
肥満の解消や、血糖降下のためにも、漢方療養はとても効果を発揮します。
口の渇きや倦怠感などを取り除いたり、動脈硬化やそのほかの合併症を予防する働きも期待できます。
1型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)では、治療にはインスリン注射が必要であり、漢方薬も血糖降下のためには効果がありません。
ただし、免疫力の改善など、合併症の予防や体調の維持のために漢方薬を使うことは効果があります。

2007年11月15日

糖尿病歯周病

糖尿病や糖尿病病予備軍の人は、歯周病にも気をつけましょう。
糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかりやすいと言われています。
なぜ糖尿病の人は歯周病になりやすいのか、はっきりわかっていませんが、血糖値が高い状態が続くと、体の免疫機能が低下して感染症にかかりやすくなったり、
糖分を好む歯周病菌が増殖しやすくなるからではないかと考えられています。
最近では逆に、歯周病になると、血糖コントロールが難しくなって糖尿病の症状が悪化する、ということもわかってきました。
つまり、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっているのです。
糖尿病患者に歯周病の治療をしたら、血糖のコントロール状態がよくなり、インスリンが減ったという事例もあります。
また、歯周病菌は、歯とハグキの間の溝の「歯周ポケット」から血液中に入り込んでいきます。
歯周病菌が血液中に多量に存在すると、致命的な感染症を起こすこともあると言われています。
また、口のなかに白いかさぶたができる口腔カンジタ症や口内が乾燥するドライマウスも糖尿病の合併症で、しかも血糖値を高めてしまいます。
健康な人も、ですが、糖尿病の人はとくに、定期的な歯科検診を受け、歯周病の予防と治療に取り組むことが必要です。

2007年11月14日

糖尿病の療養指導

生活習慣病である糖尿病治療のための管理は、まず自分が積極的に取り組まなければなりませんが、
専門の医療チームから療養指導を受けることで、日々のコントロールに取り組みやすくなり、目標に近づくことができます。
多くの医療機関で、糖尿病指導プログラムが用意してあり、糖尿病について、十分な知識を得ることができます。
そこで、血糖自己測定の仕方、食事療法、運動療法、インスリンの使い方などの技術を身につけることができます。
日本糖尿病療養指導士認定機構では、医師の指示の下で、患者に糖尿病の療養指導を行うことのできる医療従事者に対して、日本糖尿病療養指導士の資格を与えています。
糖尿病は、体調の良し悪しにかかわらず、常に注意の必要な病気であり、検査や診察、治療計画の確認などが必要です。
担当の医師をはじめ、看護婦、栄養士など、毎日の生活の中での糖尿病管理の仕方を教えてくれる専門家と、常に連携をとることで、何か問題が起こっても、早期に発見し対処することができます。
わからないことや困ったことがあれば、積極的に相談していきましょう。

2007年11月13日

糖尿病手帳

糖尿病手帳は、その人が糖尿病であることや、外来受診時の体重、血圧、血液や尿検査のデータ、主治医の連絡先などが記入されています。
治療の内容や薬の名前、血糖コントロールの状態なども記入されていくので、糖尿病への理解を深め、自分の治療の問題点や効果を把握するのに役立ちます。
また、医療機関が変わっても、過去のデータを治療に有効活用することができます。
外出や旅行のときはもちろん、他の病院を受診するときにも必ず携帯しましょう。
糖尿病手帳は、糖尿病の人には無償で配布されますので、もっていない人は、病院等で問い合わせましょう。
糖尿病手帳には、医療機関独自のものや、日本糖尿病協会作成のもの、製薬会社作成のものなどがあります。
どの糖尿病手帳にも、糖尿病治療に必要な項目が設定されています。
不慮の事故や、外出先で昏睡や低血糖を起こした時なども、糖尿病手帳があれば、すみやかな処置を受けられる可能性が大きくなります。
なお、海外へ行くときは、英語で書かれた糖尿病カードを準備するのがよいでしょう。

2007年11月12日

糖尿病 低血糖昏睡とは

糖尿病で、薬の服用やインスリンを用いた治療をしている人は、低血糖性昏睡にも注意しなければなりません。
低血糖昏睡は、薬を飲みすぎたり、注射量が多すぎたとき、食事の時間がずれたり、食事をとらなかったときに、血糖がさがりすぎて発生します。
低血糖になると、強い空腹感や脱力感、動悸や冷や汗、手足のふるえ、吐き気、顔面蒼白などの症状が出てきます。
このような症状になったら、キャンディーやジュースなどで、糖分を補給する必要があります。
重症になると、意識障害を引き起こし、昏睡し、死に至ることもあります。
昏睡が長くつづくと、脳に障害をきたし、痴呆になることもあるので、年配者はとくに気をつける必要があります。
外出時には、キャンディーなどの甘いものを、糖尿病手帳などと一緒に持ち歩くように心がけましょう。

2007年11月09日

糖尿病性昏睡の予防と対処

糖尿病性昏睡は、毎日のインスリン注射を勝手に中断した場合や、感染症にかかったりしたときに起こりやすくなります。
糖尿病性昏睡の予防と対処には、日頃から血糖値の自己測定をし、自分の血糖の状態を把握しておくことが大切です。
薬やインスリンの処方を受けている人は、それを中断しないことが基本です。
風邪などで食欲がないという場合も、薬やインスリンを中断しないよう、食べるように努力しましょう。
どうしても薬の服用やインスリン注射ができない場合は、病院に連絡することが大切です。
糖尿病性昏睡は、老人に多く、しかも他の重症疾患の経過中に起こりやすいので、注意が必要です。
昏睡状態になったときは、緊急に医師の治療を受ける必要があります。
外出するときは、自分が糖尿病であることや、氏名、自宅、病院の連絡先がわかるようなものを携帯しておく習慣をつけましょう。
日本糖尿病協会では、専用のIDカードを発行していますし、糖尿病手帳を持ち歩くのもよいでしょう。

2007年11月08日

糖尿病性昏睡とは

糖尿病性昏睡(ケトアシドーシス昏睡)は、高血糖の状態を放置したために、昏睡に陥ってしまうもので、直接死につながりかねない危険な状態です。
糖尿病性昏睡は、極端なインスリン不足のために糖の代謝ができず、かわりにエネルギー源として脂肪が代謝されるときに、血液中にケトン体がたまって血液が酸性化することによって起こります。
症状としては、まず激しいのどの渇きが起こります。
血糖が高くなると、それを薄めるために水分が血管内に移動し、そのため尿量が増えて脱水状態となるため、のどが著しく渇きます。
また、脱水により、体の調子が悪くなり、全身倦怠感や嘔吐や腹痛、下痢などの症状が現れます。
高血糖状態がひどくなると、脳の働きが低下し、意識が薄れ、昏睡状態に陥ります。
1型糖尿病患者でインスリンの量を急に減らしたり、中止した場合や、2型糖尿病患者で病状が進み、インスリン分泌量が減少したり、インスリン抵抗性が強まった場合に起こりやすくなります。
また、インスリン不足に加えて、風邪などの感染症、ストレスが重なると著しく血糖が高くなるので気をつけましょう。

2007年11月07日

糖尿病性壊疽(えそ)とは

糖尿病の合併症に、糖尿病性壊疽というものがあります。
糖尿病が進行して、神経障害が起きているために、痛みを感じず、傷に気づかずに放置してしまうと、潰瘍や壊疽になります。
神経障害からくる壊疽は、じくじくして悪臭がし、病変部が剥がれおちてしまう感じになります。
また糖尿病の大血管合併症で、閉塞性動脈硬化症という血管障害のために、手足の末端への血管が閉塞し、栄養が行きわたらずに、手足の先端の細胞が壊死していくことがあります。
血流が悪くなると、細菌と戦う白血球などの血液の成分も届かなくなりますから、小さな傷でも化膿しやすく、潰瘍や壊疽へと悪化してしまいます。
潰瘍や壊疽は、病変部がもりあがり、激しい痛みをともないます。
糖尿病性壊疽は、治療が遅れると、足を切断しなければいけないので、早期発見早期治療が大切です。
糖尿病を発症したら、足先にはいつも注意する習慣をつけましょう。
けがや火傷に注意して、足を清潔に保つようにしましょう。
靴ずれや水虫などの小さな傷だからと放置することなく、早めに医者に相談しましょう。

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